■ちょうご防犯パトロール隊の活動(1)

・安心を見守り、活動されている防犯活動などのレポートです。

今回は長後地区で活動いただいてる「ちょうご防犯パトロール隊」にご協力いただき、取材を行いました。

 2019年2月13日水曜日、今日も寒い寒い朝です。7時30分から長後天満宮付近の小田急線高架下の先で、見守り活動を行っている「ちょうご防犯パトロール隊A地区」での見守り活動についてお伝えします。

 7時45分ごろから通学する児童が増え「おはようございます。」「いってらっしゃい。」と声をかけます。車通りもある生活道路のため、「車が来てるよ、気を付けて」と注意します。歩道のない通りですが、子どもたちはしっかりと、学校に向かって右側通行しています。 

 この場所で毎日見守り活動をしている矢澤さんは、「あの子はいつもじゃんけんするんだよ」とか「もうそろそろ高学年の男の子3人組がくる時間だ」と、子どもたちのことを覚え、穏やかに見守っています。

 午後2時すぎ、小学生の下校時刻に合わせて「ちょうご防犯パトロール隊」のみなさんが長後小学校の裏門に集まります。多くの子どもたちが利用するこの裏門が面した通りは、国道467号から路地に入ってすぐの場所にあり、長後商店街方面へ向かって通り抜けていく車両の多い道路です。

教室で友達と過ごし、元気いっぱいに学校を飛び出そうとする子どもたちに、注意を促し、安全を確認の上通学路に送り出すのが、パトロール隊の重要な役割です。

 パトロール隊のみなさんは、子どもたち一人ひとりに目を配り、声をかけます。両手をポケットに入れて歩いてきた子や、靴ひもがほどけたまま歩いている子に、優しく声をかけている様子が印象的でした。

 そんな毎日のやりとりの積み重ねに、子どもたちもパトロール隊のみなさんにすっかり親しんでいるようです。挨拶がわりにじゃんけんをして帰る子どもたちも多いのだとか。

 パトロール隊のみなさんが子どもたちを一人ひとり見ているのと同じように、子どもたちにとっても、ひとりの“人”とのコミュニケーションになっていることがわかります。

 2時半過ぎに、ほとんどの子どもたちが裏門を出ていくと、下校時の見守りの役目は終了です。長後小学校の子どもたちは、朝も帰りも「ちょうご防犯パトロール隊」のみなさんに守られています。