2021年(令和3年)5月27日、キリンビバレッジ株式会社、柄沢町内会、藤沢警察署と市が連携して「安全・安心のまちづくりに係る協定」を締結しました。この協定に基づき、村岡地区の柄沢中央町内会館に防犯カメラ付き自動販売機「みまもり自販機」が新しく設置されました。
協定の主な内容は次の通りです。
キリンビバレッジ(株)は、みまもり自販機の設置工事、維持管理を行い、画像提供時はSDカードの回収・運搬を行う。
柄沢町内会は、市有地(柄沢中央町内会館敷地)にみまもり自販機を設置し、事件時の画像提供について可否を判断する。提供する場合、キリンビバレッジ(株)へSDカードの回収・運搬を依頼する。
藤沢警察署は、事件の早期解決に向け、画像が必要な場合、藤沢市へ町内会の連絡先を確認し、町内会へ画像提供を依頼する。画像解析ソフトの維持管理を行う。
藤沢市は、みまもり自販機の設置場所を確保し、地元の自治会(町内会)との連絡・調整を行い、キリンビバレッジ(株)と藤沢警察署と連携した防犯広報活動を行う。
キリンビバレッジ(株)佐藤横浜支社長より:
「カメラは独自開発したもので、商品サンプルの中に小型カメラが設置されており、人の目線の高さで録画している。街頭に防犯カメラが増えることで、犯罪認知件数は減っていく傾向にあり、会社としても地域貢献を果たしていきたい。」
藤沢市 鈴木市長より:
「柄沢地区は区画整理も完了し、人口が特に増えている。自販機が設置された町内会館の向かいには、宮ノ下公園もあり、子どもたちがたくさん集まる場所。みまもり自販機があることで、安心できると思う。」
藤沢警察署 松尾署長より:
「今回の協定は地域・企業・行政が一体となってできた取り組みでとても良い。防犯カメラは警察にとって、犯人を立件したり検挙に結びつけたりする上で欠かせない、大事なもの。また、防犯カメラがあることで犯罪を中止させる、非常に価値のあるもの。女性や子どもを安心させ、住民が安心して安全に暮らせるまちを実感することにつながれば。」
柄沢町内会 山井会長より:
「柄沢地区は世帯数1,500と多く、子どもも増えており、大鋸小学校は校舎を増設しているところでもある。宮ノ下公園はキックボードの施設もあり、子どもが遊べる公園として人気が高い。町内でも協力して、安全・安心のまちづくりを推進していきたい。」
*村岡中央町内会館前に設置された「みまもり自動販売機」