令和4年度夏期江の島周辺夜間パトロールが実施されました

 2022年7月23日夜、青少年育成団体、海水浴場組合、防犯関係団体、警察及び行政が一体となり、片瀬海岸周辺地域の合同パトロールが行われました。この時期の江の島及び片瀬海岸周辺では、夏の解放感から深夜花火などの騒音、青少年の深夜外出が多くなりやすいため、犯罪の起きにくい環境整備を目的として実施されたものです。

 パトロールの参加者は午後9時前に小田急線片瀬江ノ島駅前広場に集合し、出発式を行いました。鈴木市長や片瀬地区青少年育成協力会三觜会長より挨拶があったのち、3コースに分かれてパトロールをスタートしました。

 いずれも小田急線片瀬江ノ島駅前をスタートし、以下それぞれのコースをパトロールしました。

■片瀬東浜海岸コース

駅前→東浜海岸(砂浜、海岸の上の歩道)→駅前

■片瀬西浜海岸コース

駅前→西浜海岸(砂浜上の歩道 → 砂浜)→駅前

■片瀬江ノ島駅周辺コース(A・B)

駅前→弁天橋→ファミリーマート→グリーンハイツ入口→龍口寺→江ノ電江ノ島駅→スバナ通り→江ノ電ハウス

  • Aコース → スバナ通りセブンイレブン→ローソン片瀬海岸→片瀬江ノ島駅
  • Bコース → 駐輪場→川沿い→片瀬江ノ島駅

 片瀬東浜海岸コースは、国道134号線の地下道から東浜海岸へと向かいました。歩道から砂浜へと降り、閉店後の海の家の周辺や、まだ人々が残る海岸をパトロールしました。

 このコースには鈴木市長も加わり、夜の海岸の様子を見回りました。

 砂浜では、花火をしているグループや夕涼みを楽しむ数人連れなどの姿がありました。ところどころで声がけを行い、音が出る花火は22時以降禁止であることなどを伝えたりしました。

 海岸のパトロールを終えて、気づいたことや気になった点、感想などを参加者間で共有しました。「酔っ払いなどの大騒ぎなどもなく、思ったよりも落ち着いていた。」「放置ごみが多く見られた。」などが挙げられ、市長からは、「気持ちの良い海岸として市民や観光客が過ごせるためにも、きれいな海岸であるべきだ。」などのコメントがありました。

他のコースの参加者からは「予想以上に道が暗くて、一人で歩くのは怖いようだった。」「パトロール中にコンビニにも立ち寄ったら、このようなパトロールが回ってきてもらえるだけで安心、と言われた。」などの意見が出ました。近隣地域の市民や店舗からは、久しぶりに行動制限のない夏の海なので心配をしているという声もあり、引き続き、安全安心な環境づくりが求められています。

 蒸し暑い夜、パトロールに参加された皆様、おつかれさまでした。