片瀬地区の防犯の取り組み(後編)

~放課後の子どもたちを地域で見守るパトロール~

 市内各地区で行われている防犯活動から、片瀬地区での取り組みをご紹介しています。

→(前編)片瀬地区の防犯の取り組み~青パトと安全・安心ステーションの声がけ活動~

 片瀬地区では、帰宅した小学生が遊んでいる時間帯や中学生の帰宅時間帯に合わせ、片瀬地区青少年支援フォーラムやボランティアのみなさんによる地区内のパトロールが始まります。

 片瀬市民センターからは片瀬山方面を回るグループと片瀬海岸方面を回るグループがそれぞれ出発しました。

 片瀬海岸方面へ向かうグループは、洲鼻通りを通り抜け、片瀬江ノ島駅から住宅地エリアへと入っていきます。

 通称“山本公園”と呼ばれる西浜公園にて。

 大きく育った松林や遊具など、物陰の多い公園です。

 続いて境川を渡り、川沿いにある西方公園へ。

 ここでは夕暮れ前の時間を過ごす人たちや、のびのびと遊ぶ子どもたちの姿がありました。

 さらに北へ進み、大勢の子どもたちでにぎわう「いるか児童クラブ」の脇を通り、江ノ電をくぐります。

 上西原公園に到着しました。ここでもたくさんの子どもたちが遊んでいます。パトロール隊は、公園内にも入り、子どもたちの様子を見回ります。

 すれ違う子どもたちとも「こんにちは」「さようなら」などと挨拶を交わします。時刻は午後4時半を回り、子どもたちは、そろそろ家へ帰る時間です。

 国道467号を横切り、片瀬 諏訪神社を回り、南へと進路を変えていきます。

 片瀬3丁目のまちかど公園にて。時刻はまもなく午後5時というところでしたが、まだベンチでゲームに夢中の子どもたちがいました。パトロール隊のみなさんが、近くに寄って優しくに声をかけて、家へ帰るように促します。

 片瀬海岸方面のグループが市民センターに到着してまもなく、片瀬山方面のグループも戻ってきました。

 いずれも約1時間あまりをかけ、距離にして4kmほどのパトロールとなりました。

 片瀬地区青少年支援フォーラムによる地域パトロールでは、ボランティアの参加者を募集しています。実施日時や詳細は、片瀬市民センターにお問い合わせください。

 地域の子どもたちのためにできることをしたい、健康増進のためにも歩きたい、一緒に歩く仲間がほしい、などという方のご参加をお待ちしているとのことです。

~お忙しい中、いつもありがとうございます~