令和3年度夏期江の島周辺夜間パトロールが実施されました

2021年7月24日、東京2020オリンピック・セーリング競技が開催されている江の島周辺で、2年ぶりとなる夜間パトロールが実施されました。地域の方の先導により、片瀬地区の地域団体と市が協力し、約1時間にわたり周辺環境を見回りました。

実施に先立ち、片瀬江ノ島駅前広場で出発式が行われ、鈴木市長の挨拶やパトロールの説明などがありました。

その後、片瀬東浜海岸コース、片瀬西浜海岸コース、片瀬江ノ島駅周辺コースの3コースに分かれて出発し、パトロールがスタートしました。

片瀬江ノ島駅周辺や藤沢市観光センター周辺には、道端や駐車場などのスペースに若者たちのグループが集まるなど、夜間にも関わらず多くの人出がある様子が見られました。また、海岸にも「乾杯!」の声が上がったり、にぎやかな笑い声などが聞こえていました。

片瀬西浜海岸コースに同行した江の島海水浴場協同組合の森井裕幸理事長からは、夜間に集まる人たちによるゴミのポイ捨てや置き去りなどが問題となっていることなどの報告がありました。併せて、地域とも協力・連携しながら継続的にパトロールを行い、この夏を無事に乗り越えたいといった意見も出されました。

今回はコロナ禍であることをふまえ、各団体からの参加者を絞るなどして規模を縮小しての実施でしたが、江の島周辺の夜間の状況把握や参加者同士での情報共有など、安全安心のまちづくりのための一歩となるパトロールとなりました。