片瀬地区のスバナ会館敷地内に、市内で2台目となる防犯カメラ付き自動販売機「みまもり自販機」が設置され、8月5日に除幕式が行われました。これに先立ち、キリンビバレッジ株式会社、スバナ通り町内会、藤沢警察署と市が連携して「安全・安心なまちづくりに係る協定」を締結しました。
キリンビバレッジ(株) 馬場営業部長より:
「当社独自に開発した小型カメラを内蔵している。街頭の防犯カメラの増加に比例して、犯罪認知件数が減っているとの報告がある。キリングループのCSVとして、地域社会への貢献を図りたいと考えている。」
藤沢市 鈴木市長より:
「片瀬地区、スバナ通りは不特定多数の人が行き交う地域。日頃から熱心に行われている防犯活動をフォローするかたちで、またこの設置を契機に活動が一層高まるとよい。安全で安心して暮らせるまち藤沢市の実現を、多くの人が求めており、実現できるよう努める。」
藤沢警察署 小林署長より:
「藤沢警察署管内の刑法犯認知件数は、7月末現在で526件と、昨年比で31件増えている。これから夏本番を迎え少し増えることが懸念されている。最も多いのは振り込め詐欺などの特殊詐欺、次に多いのが街なかでの自転車盗や器物損壊で、これらが2割以上増えている。防犯カメラを設置して認知を図ることで犯罪の抑止になるとともに、女性や子どもたちの安心感にもつながる。万が一事案が発生した場合は一刻も早くデータを利用し、検挙につなげたい。」
スバナ通り町内会 依藤会長より:
「防犯カメラは地区内に30台ほど設置されている。今回さらに1台が増えることによって、ますます安全な地域となることを期待したい。」
防犯カメラ付き自動販売機(みまもり自販機)の新規設置については、地域から一定の要望がまとまれば、場所の確保などを検討した上で調整することができます。詳しくは藤沢市役所防犯交通安全課までお問い合わせください。
*スバナ会館前に設置された「みまもり自動販売機」